うちはリノベーションだったんですけど
まぁ新築でも通じるコストカットはあると思います

妹が家を建てそうなので
覚書 まぁいつか自分も忘れると思うので


①とりあえず壁紙はなくていいところをよく考えてある程度カットする
 すぐに使わない子供部屋
クローゼットの中
倉庫の中
旦那の趣味の部屋

などは絶対住み始めてから石膏ボードの隙間はパテで埋め、自分でペンキ

だいたい家1軒で50〜70万くらいは壁紙代金がはいると思います
ボッタクリではなく、死ぬかと思いながら漆喰を塗った僕が思うに、
妥当だと思います
そこを 「壁紙は全部はれ 手抜きはするな でも安くしろ」
というのはひどい話で、 安くしたいなら潔くカットしたほうがいい。
住み始めてからゆっくりやれば 一部屋1万円程度でペンキならできる。
アメリカ人なんかはよく自分で気分で塗り替えるらしいですよ(自分は見たことないけど)

こんなのを自分でやればコストはソコソコで雰囲気は絶大


まぁこれは幅が狭いタイプですが、壁紙を自分でっていう方法もあります
ペンキや漆喰は飛び散るのでリビングやキッチンで住みながらは難しいです。
でも壁紙ならノリをローラーで塗って 紙を合わせる
なので基本的に生活しながらでも結構できそうですよ
(工事中にできない場合はトイレの壁紙は頼みましょう。便器が設置されると裏面はできません)


②外構工事
これは資金にもよるかな
家を立てた後にお金がなくなり、いつまでもできそうにないなら
ローンに組み込んでしまって頼んでしまったほうが楽 というのは
あるようです。
DIY好きとか できそうとか お金はある程度ならあるなら
(20万とかあれば十分良いようにできるんじゃないかな)
後から自分でやればいいんじゃないかな
外構でレンガとか積んだり 並べたりってホント大変なんですよ
水平にとか 揃えてきれいに とかは素人ではホント無理
(だからプロが成り立つんですよね)
100万とか見積もりで出ても全然不思議じゃないですよ
ケチって値切るなら 自分でやる しかないね



③ 床材
うちはもう 無垢の床! 漆喰の壁!に死ぬほど狂ってたので
ちょっと無理をして無垢の床にしました
良いには良いですが、パイン材はほんとすごい傷つきます。
本のカド落としても凹むよ コンセントのコードコツンとやっても凹むよ
(水で濡らしてアイロンすれば戻るらしいですが
1年住めば全面凹みだらけなので、そんな事してられない)
あと1年に一回くらいはWAX塗った方がいいみたい

まぁパインは安くて柔らかいので、予算のある人は
いい木(パインも柔らかいというのはメリットでうちも悪いとは思ってない)
硬い木にすれば問題はなさそうですけど

ただ無垢だと金額的にすごく高いというわけでもないのです
だって無垢をやめたからといって 床は貼るでしょう
壁紙いらない!ってのとは少し違います
うちも一度無垢を諦めかけて、フローリングの見積もりにしてもらいましたが、
そこまで変わりませんでした。
フローリングだって坪いくら 無垢なら 坪少しプラス な程度なので
劇的に高いわけでも 安いわけでもない
新築やリノベーションの段階で床を自分で貼るって人はそういないですよね

最近は雰囲気で無垢が流行りですが、やはりフローリングにも
大きなメリットはあると思います。なにもしなくても何十年
もつというのはランニングコストはすごい安いですよね


④作り付け家具
家をスッキリ見せる要素もありますが
机や棚に足のない 家とくっついてるタイプですが、
コストもかかりますし、傷んでも交換できないし
作り付け家具をなしにしても金額が絶対に変わらないよ!
と言われればまぁ良いですが
(そんなはずはない建具職人の給料分が見積もりに含まれてるはず)
足がある程度なら自分でなんぼでもできますよ
まぁ市販のを買ってもいいですし、
机なんて何かしらの支えと 後は板があれば
完成ですし

こういう本を図書館で借りて読んでみましょう

足のない棚(空中にういてるみたいなやつ?)
なんかは壁紙の下にコンパネを入れてもらうよう頼んでおけば
あとから自分でも取り付け可能です。
(石膏ボードではダメです 落ちます)



⑤屋根材
これは逆に高くても良いものをという話ですが
屋根材によっては10年に一回塗り替えが必要なタイプがあります。
ペンキはたいした金額でなくても、
足場を組んでプロに頼むと40万くらいはかかります
10年に一回40万 50年住めば200万ですよね
まぁ和風か洋風とか色々ありますが、
日本瓦は最初高いけど、そういう後からのメンテナンスが基本的にないので
結果的には安くすむと思いますよ
10年に1度の40万を現金一括より
最初200万くらい高くても ローンに組み込んでしまったほうが
楽じゃないかなと思います。35年ローンなら月5000円くらいの違いじゃないかな(アバウト)
まぁ最近はガルバリウムとか わりと耐久のある新素材もありますけどね。


⑥ドア
DIYレベルがかなり高い人なら ドアをつける枠
だけ用意してもらっておいて ドアは後から作ったり
ホームセンターで買ってきてつける
まぁこれができるのはかなりDIY狂いな人なので、
もう自分で判断して自分でやりますよね

空間によってはこんなタイプも??


あとは注意点は必要な部分までケチらない事
住宅設備などはグレードを上げれば快適になったり
結果エコだったり ずっと長く使うことを考えると
そのほうが幸せな場合もあります。
建ててすぐ貸すとかならいいですけど、自分が50年くらい
住むことを考えたら、ある程度拡張性があり、快適な設備のほうが
ストレスがなく、幸せだと思います。


キッチン 風呂 洗面所 はタカラスタンダード(ほんと頑丈なので寿命が長い)のソコソコのやつ
窓は2重ガラスのソコソコのやつ(2重だと冷気が来ません)
(真空とかアルゴンガスとか細かいことは覚えてませんが)
IHや食洗機は施主支給で一番グレードの良いやつをつけてもらいましょう
(タカラスタンダードの食洗機施主支給は配置が変わります)
過去記事
大工さんなどの手間はここは施主支給でもさほど変わらないはず
(ただし早めに機種は決めて伝える、コンセントの位置や配管の位置関係があるため)
(施主支給は一旦保存する場所とローンに組めないので支払う資金 は必要です)

最後に 無駄な値引き交渉はしないこと(大手メーカーなら値引けばいいかな)
まぁ相手にもよりますが、誠実な相手の場合は誠実な客でいる事です
やってくれ でも安くしてくれ と言ってくる客はどこかで必ずしわ寄せがきます
こいつケチだから これくらいでいいや とされては最悪です
こちらは素人だから 手抜きされてもわかりません。
自分で100%やる だからカットしてください。
と頼めば 相手も手間はかからないので 損はしません。


自分でわが家を作る本。
氏家 誠悟
山と溪谷社
2016-07-01

あとは勉強 別に新品の本を買わないでいいんです
図書館やリサイクルショップで十分知識は身につきます
いろんなブログを見るより 本1冊読んだ方が
知識は付きます